素人ライダー山田~55歳からのバイクライフ

50代から大型バイクを楽しむ。

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レザークラフトに挑戦しています

レザークラフトを始めてみました

最近、レザークラフトにチャレンジすることにしました。50代に入ってから新しい趣味を増やすのはなかなかに有期のいることでしたが、すでに大型バイクに乗るという趣味を一つ増やしているのですから、今さらしり込みする必要もないかなと思いまして。

バイクに乗るという趣味はアウトドア系ですから、インドア系の趣味にも興味があり、レザークラフトというコツコツ作る手芸にチャレンジしてみたという次第です。

あまりやったことのない作業でしたが、今までにない楽しさを感じています。

小さな財布を作ってみる

初めての作品は、小さな財布でした。

厚紙で型をつくり、牛革をハサミで切って、針と糸で縫います。ただしレザークラフトの皮は牛皮に糸を通すわけなので、刺繡用の糸と針のようなものではありません。菱目打ちをハンマーで叩きつけて縫い穴をあけ、そこに滑りがよくなるよう蝋を引いた太い糸を通していきます。

5センチくらいあるゴム板を敷いているし大丈夫だろう……と思っていたんですが、ハンマーで叩くと思いのほか音がうるさく、最初に穴をあけていたときには妻が「何事!?」と心配して飛んでくるくらいでした。一軒家でなかったらこの趣味はお蔵入りでしたね。

仕上げに皮を磨いて完成です。最初は、糸を引き絞る力にムラがあって縫い目がなんだかガタガタになってしまったり、コバ取り(革の切り口を丸くする仕上げ)がうまくいかなかったりして苦戦しました。しかし、何度もやっていくうちに、少しずつ上達していきました。

手作業だからこそ愛着が湧く

いままで何気なく皮の既製品を見ていたのですが、レザークラフトをした後だと、その縫い目があまりに整っていたので、かなりの衝撃を受けました。やはり職人技ですね。

今回作った財布は簡易的なものですし、やや不格好な仕上がりになったんですが、自分で作ったものを使うと、想像以上に愛着がわいてきますね。

仕上がりのよい革製品が欲しいのであれば、わざわざ自分で縫う必要はないでしょう。しかし、レザークラフトは手間暇をかけて、自分が必要としているアイテムを作れます。市販するにはニッチ過ぎるだろうけれど、自分で作る技術があれば、道具と、好みの皮さえあれば、オリジナル作品が作れるのです。プロセスを楽しむことができるし、達成感と自分自身の成長を感じられて、また何か作りたいなと思いました。

次は、ベルトやカードケースなど、別の作品にも挑戦したいと思います。ゆくゆくは、レザークラフトを楽しむ人々と交流し、色々なアイデアをもらったり、技術を学んだりしてみたいですね。

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