素人ライダーの山田について

自己紹介

はじめまして

はじめまして、素人ライダーの山田です。今年で50代も半ばに突入しまして、ようやく子どもたちも手がかからなくなり、自分の時間を持てるようになってまいりました。

これまで仕事一筋でやってきて、まだまだ現役のつもりですが、ふと思ったんです。
「自分の趣味を持ちたいなあ」と。どうせなら「かっこいいやつがいいなあ」とも。

かっこいい趣味といえば、私の中ではバイク、それもうんと大きいバイクですね。

ところでみなさん、「3ない運動」って覚えていますか？
高校生に対し、免許を取らない、乗らない、買わないを守らせようという動きです。

明らかに高校（PTA？）側の「面倒だから高校在学中に事故を起こすな」という思惑が透けて見える運動なんですが、青少年の健全な生活を維持するためにだいぶ熱心な方もいらっしゃいましたし、バイクに乗るやかましい連中を疎んで大人に従った子どもも大勢いるでしょう。

その流れで「バイクに乗るな」と口を酸っぱく言われた今の若い人たちも多いのではないでしょうか。

3ない運動がスタートしたとき、私はまだ小学生か中学生でしたが、高校に入ってからもこの運動はなかなかに白熱しておりました。学校も親もこいつを免罪符のように突きつけて、「高校生はバイクに乗るべからず」とのたまい、我々からバイクを取り上げる絶好の言い分にしてふんぞりかえっていたご時世です。

私が20代後半になるまで3ない運動は続いていまして、学校や親の言い分を聞いて、大人しくバイクに乗る夢を諦める根の善良な子たちもいました。

私はどうだったかというと、もちろん買いましたよ、原付を。

本当は高校を卒業したら大型バイクに乗りたかったんですが、さすがに無理でした。金銭的な問題もありますし、この辺で妥協しないと両親から事実上の勘当を突きつけられそうだったので……。

学校や親の言い分も分かるんですよ。誰が事故を起こしたという話はしょっちゅう耳にしましたから。いくら安全運転をしたって、周りはバイクどころかチャリですら飛ばすネジの外れた走り屋ばかりだったのは否定しません。

私は原付を買いましたが、「危ない」と言われるのが心底イヤだったので、逆にかなり安全運転を意識していました。授業をサボるけれども授業を聞いてないからテストの点が低いのだと結論付けられるのも癪だったので勉強はしっかりとする性分だったんです。
大人に対する反発の仕方は人それぞれですね。

話が逸れましたが、そんな感じで、学生時代から密かに夢だった大型バイクの免許を無事取得しました。このあたりのお話も、いずれ書けたらいいなと思っています。